住宅ローンを組めるのは何歳までって決まっていますか
60歳になって今更なのですが、住宅ローンを組もうと思っています。というのも、息子夫婦と同居が決まり家族が増えるため、家を大きくしようと考えているからです。息子夫婦は子どももいて何かと出費が多いので、できれば父親の自分名義で住宅ローンを組みたいのです。
住宅ローンには何歳までという決まりはありますでしょうか?
住宅ローンはほとんどが66歳までと年齢制限があります!
住宅ローンではほとんどの場合66歳までと制限がかけられています。さらに、最終返済時の年齢が80歳までであることも必要です。そうなると25年ローンを組むならば55歳までに組まないといけないということになります。
住宅ローンに関わらず、どのローンでも同様ですが、年齢が上がってくるとどうしても死亡のリスクが考えられてしまいます。ローンが残っている状態で死亡されてしまうと、返済がされずに終わってしまう恐れがあります。ローン会社として痛手なのです。そのため、あまり年齢が上だと返済能力という面でマイナスになってしまうのです。
ご質問者様の場合、60歳ですので、年齢制限はクリアしています。しかし、80歳までの面で引っかかる恐れがでてきます。もし組めたとしても返済期間が短く設定される可能性が高いため、相当厳しい返済になってしまいます。
また、年齢制限以外にも前年度の年収が200万円以上であり、勤続年数が1年以上であることなどいくつか条件があります。定年退職は65歳まで引き上げられたので、60歳だと働いておられると思いますが、万が一定年退職されている場合は、ローンを組むことはできません。なぜなら無職だと判断されるからです。
結論から言って60歳で住宅ローンを組むのはハードルの高いことのように感じられます。その歳からローンを組んで毎月返済していくのは気持ち的にも厳しいと思います。もしできるならば、息子さんにローンを組んでもらって、その支援をする形の方が良いのではないでしょうか。
今回、一から建てるのではないので、住宅ローンの中にはリフォームに対してローンを提供しているものもあります。そういったものを上手く活用してみてください。
一緒に暮らす家族が増えるのはとても楽しみですね。そのために使うローンです。息子さんとよく相談して決めてください。
住宅ローンは何歳まで組めるのかは人によって異なる
住宅ローンは何歳まで組めるものなのでしょうか。これは、住宅ローンを組むときの年齢によって決まるのではなくて、完済できる年齢によって決まるのが普通です。例えば、ある金融機関では75歳までに完済できれば良いというように定めています。75歳までに完済できるような返済計画を立てることができれば住宅ローンを組むことができるのです。
月々の返済金額については返済負担率などから計算することになります。ですから、多くの金額を借りたいというのであれば、年齢を重ねると難しくなってくるでしょう。逆に言えば、あまり大きな金額を借りようと思わないのであれば、年齢を重ねていても借りることができることも多いのです。実際にどれくらいの金額までなら借りることができるのかについては、金融機関に相談するのが良いです。
完済する年齢が75歳くらいと言うのが一般的ですから、例えば40才を超えてからでも借りることはできます。年齢を重ねれば借りることのできる金額は小さくなると考えておく必要はあります。ただ、年齢を重ねていれば、それなりに貯蓄もあるでしょうから、頭金を多めに準備でき、借りることのできる金額を小さくする事ができるでしょう。
もしもかなり年齢を重ねていて、必要な資金を十分に借りることができないというのであれば、親子リレーローンなどを活用するのも良い方法だと言えるでしょう。子供の了承も必要となってきますから自分だけで判断をすることはできませんが、親子リレーローンを利用すれば年齢を重ねていても借りることができる場合が多いでしょう。
年齢を重ねてから住宅ローンを組むと、定年後にどうやって返済をしていけば良いのかという問題が残ります。定年すると収入が減少するわけですから、そのことも考えておかなければならないでしょう。例えば、退職金で繰り上げ返済をしてしまうことができれば、収入が減少しても返済を続けていくことができるでしょう。