住宅ローンはノンバンクだと銀行に比べてデメリットはありますか
住宅ローンを組もうと思っているのですが、銀行ではことごとくダメでした。そこで、ノンバンクの住宅ローンも視野にいれています。ノンバンクの住宅ローンだと銀行に比べてデメリットはあるのでしょうか?
デメリットは安心面と金利!
住宅を購入なさるのですね。新しい生活はとても楽しみと思います。しかし、その前の住宅ローン。大変ですよね。
銀行とノンバンクを比べるとなによりも、銀行よりノンバンクの住宅ローンの方が金利が高くなっています。返済額が多くなってしまうわけです。事務手数料などの手数料もかかる可能性があり、かかる料金が銀行より多いです。
また、安心度が銀行に比べると落ちてしまいます。住宅ローンは数千万・数百万という高額のお金を借りるわけです。しかも、返済は何十年と長期に亘ります。倒産する恐れがあるノンバンクよりも、倒産する可能性が低い銀行の方が安心度が高いのは頷けます。
銀行に比べたときのデメリットは以上のようなことになります。ただし、メリットももちろんあります。
ノンバンクのメリットは銀行に比べて審査が緩いことです。銀行の審査はとても厳しく、ちょっとしたことで落ちてしまうことがあります。それに比べるとノンバンクの審査は通りやすい傾向にあります。また、ノンバンクの審査は銀行に比べて短期間で結果を出してくれます。
どうしてもデメリットの方が目立ってしまうノンバンクですが、実際にそれでローンも組んでいる方もいるので、長期でのしっかりした返済計画を立てればいいのではないかと思います。
しかしながら、銀行が良いという意見も多数あるので、少しでも不安があるのであれば、もう少し貯金を行い、再度銀行の住宅ローンを受けてみるなど、時期を置いて考えてみることも良いと思います。
住宅は高額な買い物です。しかも、長期での返済は結構辛いものです。人生ずっと付き合っていくローンだからこそ、慌てずに決めることが大切ですよ。
ノンバンクの住宅ローンは比較的利用しやすい
ノンバンクとは銀行以外で融資を行ってくれる金融機関のことを指します。一般的には貸金業者と呼ばれているようです。貸金業者というと、例えば消費者金融などが有名ですが、法的な分類としては消費者金融と同じだと考えておいて良いでしょう。消費者金融のような少額の融資だけではなくて、住宅ローンのような高額の融資を行っている事もあります。
その特徴はというと、銀行よりも審査が甘いことが挙げられます。銀行よりも審査が甘いですから、借りやすいと言えば借りやすいでしょう。ですから、銀行からは借りることができないという人の場合であっても借りることができる可能性があるのです。この点が人気を集めている理由の一つだと言えるでしょう。
銀行の住宅ローンに申し込みをしても審査に通らないという人もいると思いますが、このような人にとってはノンバンク系の住宅ローンは非情に有り難いものと感じることでしょう。銀行が融資を行わない層をターゲットとしているとも考えられます。
審査に通りやすいというのはメリットの一つなのですが、その半面でデメリットもあります。もっとも大きなデメリットは金利が高いことです。金利が高いと言うことですから支払う利息の金額も非常に大きくなると言わざるを得ないでしょう。住宅を購入するときには借り入れる金額が大きいわけですから、金利が少し高くなっただけでも利息はかなり大きくなると言う点に注意しておかなければならないのです。
このようにメリットとデメリットとがありますから、商品そのものの特徴をよく把握した上で借りるべきかどうかを判断する事は必要です。一時的にノンバンクの住宅ローンで借りて、そして将来的には銀行で借り換えを行うというのも良い方法です。新規に申し込みをするよりも借り換えのほうが審査に通りやすいという傾向はありますから、将来的に高い利息を支払わなくて良いように、借り換えも視野に入れて選ぶのが良いでしょう。